『発掘逸品 DUNHILL

『発掘逸品 DUNHILL
男なら袖を通したくなる服』

「生地のたたみ方なんか知らない
カッコよく見えれば、何だっていいんだ」

修行していた店の社長のセリフ

着分の生地は通常、裏側を表にして送られてくる
それを店内に飾る際、表に返してたたみ直すのだが、やり方を知らなかったので社長に聞いたら、返ってきたのが冒頭の言葉

元々は老舗のテーラーだったが、輸入服をメインとするセレクトショップに変えた社長は、テーラー的な店作りには、あまり興味が無かった

扱っていた生地も、重厚な英国モノより、イタリア系が多かった

そんな社長が無条件に好きだったのはダンヒル

英国ブランドだが、華やかで洗練されたイメージ

車で言えば、ロールスロイスではなくジャガー

「お洒落な男でダンヒルが嫌いなヤツはいない」

ホントかな?と思いながらも、この社長のポリシーで、お客さんにはまずはダンヒルを勧めた

自分も着てみたかったが、
社員割りにしても、当時の給料では手が出なかった
そして長らく憧れのブランドに

後年、自分で仕立てたダンヒルに袖を通した
やはり良い生地だった

男なら、是非、袖を通してもらいたい

「DUNHILL」
super110’s
wool&mohair

仕立て上がり ¥78.000〜¥84.000